2013年4月26日金曜日

雑食。雑草。


今日ほぼ一日、メンタル断食、音楽を聴かず、ネットもしない。

外のお天気は荒れ模様。
考えがまとまり始めた。

古い鉄筋はほんとに冷えるから、4月の終わりだというのにダウンを着て
寒いからひたすら動いていたので、体調おぼつかなくフラフラでも
また昨日は転ぶし、今日は看板のガラスが割れても。

OKでゴザイマす! ノ—プロブレムです

その後聴いた古いダブのアルバム
それからミリー・ヴァーノン、向田邦子さんが「水羊羹を食べる時に」と愛した歌声

かつての自分、今の自分をつなぐものが、はっきりと在る。
喜びになって湧き出るものは何?

アフリカの音に、音のあいだにもうひとつ音がある!
って変ですか?

その時その時の時代の風と、まるで今日の突風が同じ一つの風なんじゃないかと.
実はずっと吹き続けていて、それは今日到達したのじゃないか。
そんな錯覚とともに濃い現実感のある一日でした。


おしまい


ー雑草も、好きです。


2013年4月23日火曜日

わたしが「普通」に憧れる理由


受付嬢、オフィスレディ、和菓子屋のおばあちゃん
なりたくてもなれない。なれないから憧れる。

アルバイトもさまざま経験した。
社員と違うのは、憧れをちょっとだけ体験できるチャンスがあること

おべんと屋さんでは、ちょっと「デキル」「手際のいい」弁当職人を目指し
出版社の事務では、「給湯室で飛び交う社内のおどろきの話」に加わる醍醐味を味わい
医療関係の中小企業では、飲み会で、女社長が酔ったあげく下着一枚になった。

普通はすごい。
ありとあらゆる事実がある。

ウエイター、ウエイトレス。
お客の足のあいだから見るものといったら!


糸井重里氏「ほぼ日新聞」より(2013.4.23)
「ウェイトレスをやるのって芸術よ。
 バレリーナのようにも感じるわ。
 たくさんのテーブルや椅子のあいだを
 通るんだもの‥‥。
 私がいつもやせたままでいるのはそんなせいね。
 私流に椅子のあいだを通り抜ける。
 誰もできやしないわ。
 そよ風のように通り抜けるのよ。
 もしフォークを落とすとするでしょ。
 それをとるのにも格好があるのよ。
 いかにきれいに私がそれをひろうかを
 客は見てるわ。
 私は舞台の上にいるのよ」 
       
       ―ドロレス・デイント/ウェイトレス


2013年4月21日日曜日

Bird's coffee







る   鳥があわせて歌う     ただここにいるよ

2013年4月17日水曜日

Walking on


にっちもさっちも行かなくなる時、下にもぐってしまうといい。

それは観念的なことではなくて、動作を下へ下へと下げてみるということです。

外を歩いている時に、木の根っこの方へ顔を近づけて、また、ガードレールにぶら下がった葉っぱや花の落ちたのや、そんなものを見てるといつも同じ高さで聞いていた音が
頭の上のほうで聞こえるのに気がついたりするのです。

「いってらっしゃい」の朝の声

わたしがちっちゃくちっちゃくなっていく。
呼吸が整ってくる。

床の拭き掃除もおトイレの掃除も同じ効果があります。
腰や足、目線と耳の線(笑)
体を使うと発見が多いです。

そういうこと、昔のひとは言わずもがなでやっていた。
家にいる働き者の昔のひと。

受け入れることが全てだから、自然とか、不自然とか
そんなこと別に言葉にしないし頭にもない

やっていくこと。
そうです。
しんどいけど、Walking on 

2013年4月16日火曜日

内なる抵抗者


朝の散歩、葉桜が美しい。
鳥が樹の上でおかしな鳴き方をしている。

そろそろ旅に出たいな

どうにもならない受け手の日々と
内なる抵抗者と折り合いをつけに

そしてまた夏が来る。
朦朧とただ生きることができる季節

その前に

2013年4月13日土曜日

小動物


虫、小動物、何かと人間と一緒に生きていく。

ねずみに体の上を歩かれたことはありますか。
ごきぶりにとまられたことはありますか。

わたしはどちらもあります。
縁といってはなにですが、ショックとともに経験として
体が忘れません。

だからひとは生きものが好きなのでしょう。

闘わずしてかわいいあの子も、憎らしいあいつも
なんとか一緒に暮らして行けたら。と思うのですが
やっぱりやなものはやーです。

あ...もういないです。ねずみは。
「ご」のつく者たちはこれからが旬です。
気を付けたいものです

ふくろう、ミミズクが好きです。
姿が神々しくで、それなのに体じゅうが顔みたいなのが
笑えて、猫にも見えたり、変身漫画かいじゅうです

今日はそんなことを考えながら、過ごしてみたいと思います。


2013年4月11日木曜日

種と遊走体


そろそろ種を蒔いて夏の準備をしなきゃあいけない。
ハーブ類をはじめに、放っておいて、それでも各自自主相談の上
育ってくれる、そんなものたちを育みたい時期です。

今日まさしくその、種と植物の進化のお話をたっぷり聴く機会に
恵まれました。

「遊走体ーゆうそうたい」たのしい言葉

植物の原始の姿、みどり虫。そこから始まって進化の途中、
あおさのりの驚きの事実です。
なんと、あおさのりは動く植物。
自分で行きたいところへ行ける。それが「遊走体」なのだそうです。

では「種」とは?
一見、<全ての始まり>を感じさせる、「タネ」というモチーフ
それが実は植物の進化の絶頂であった!

つまり、自分でなんでも出来うる。
と同時に周囲と同調し、
チームを作る。種はそうやって生き残ることを憶えた。

個の確立と共同体としての営み
変化と適応

これは、DNAはまさに変化するために在る、ということの
裏付けの裏付けなのでしょうか。

3次元の運動模様は美しいです。
それはらせんだったり、花のようであったり、ただ音の波動のようでもあり

ところで、東京の高尾山が世界でも稀に見る生態系の宝庫だということ、
今日初めて知りました。
是非また訪れようと思うのでありました。


<アルニカより>

明日、明後日(金曜と土曜)お店を開けております。
まだまだ商品も少ないですが、宜しければ遊びにいらして下さい。

朝11時〜夕方5時まで

よろしくお願い致します。


新しい月



今日も無事におやすみなさい。

日付を越えまして、またよろしくお願いします。




















2013年4月9日火曜日

葱坊主


「飾られる」



           「覗きたい気持ち」
          
      

           「体重を測る。ちょっと疲れました」



Kさんが育てたお野菜、とてもよくしゃべります。
楽しい野菜をありがとうございました。

さて突然ですが、明日、喫茶アルニカオープンします。

朝11時〜夕方5時までです。

よろしければ遊びに来て下さい。

(今週、翌木曜日はお休みですが、12(金)13(土)開けてます) 

2013年4月8日月曜日

素にんげん


素のものに戻ってみて、ぜんぶ手放して、またいつか受け取る

赤ちゃんも、老人も、頭にプロペラ付けて飛んで行く

赤塚不二夫万歳!

そういいうものになっていいのだ。

本日もまた快晴なり
昨日の風もその前の雨も、ぜんぶ私を通り抜けた

それがいいのだ。

 



2013年4月7日日曜日

縫い目の足跡


少し前の話になります。

叔母の一周忌があり、お墓の中の引っ越しがありました。
伯母さんの骨は家族のもとへ一緒になりました。

日本仏教の供養のやり方に基づいて一年経った今年の春先に
お骨を再び拾いました。

その時に布の袋に入れるから作って欲しい、と住職に言われ
久しぶりのチクチク縫い物をしました。

ずいぶん長く使って穴の開いた、けれど愛着のある麻のエプロンを使い
ましろな袋を縫いました。

伯母さんは弱かったけれど、刺繍が好きだったと後で知りました。

縫い物をする気持ちの余裕すら無くしていたその時の私に、あの世から
お土産が届いたのか。手を動かしているうちに気持ちが落ち着いてきた。

目はガタピシのとんちき縫い物
裏の目は布の波に溺れそうになったりしてて、表とは表情が違う
思いがけない、ぽちぽちした、小さな歩みの跡が好きで縫っては裏を見る。
見てまた表に帰る。

苦手なミシンもなんとか克服し、やっとこ大きな袋が出来上がった。
最後に赤い柄のリボンを付けて華やかになる。 おめかし骨袋。

その中に、乾いた骨のかけら沢山、ざぶーんと納めて新しいうちに
帰って行った。

どこへ帰るのかなー

いっしょがいいかな ひとりがいいかな よくわからない
でも私は密かに海がいいな、と思った。

あまり泳ぎが上手くない分、骨になって浮かびたいです。







縫い目



2013年4月6日土曜日




痛みの法則


朝から胃が痛む。
昨日も右の肩に違和感があったので、やっぱり、と思って
ちゃんと痛みになって出てきたことにちょっとほっとする。

食べないかどうか迷ったけれど、動いたら空腹を感じたので
冷蔵庫の中を探る。

使いかけの長いもとトマトにピンときたので、適当に作り始める。

長いもを切ってると、もうたまらなくなってそのままで口へほうりこむ
あまくておいしい

油を熱してハーブ塩で味をつけて、長いもをじっくり、トマトをさっと
炒めて最後にイタリアンパセリを多めにはらりと

その間に胃がやる気を出してくる

同時におもちも焼けた。
主食はいらないなという気もしたけれど、おもちなら、
それも玄米で作ったお餅があったので、ちょっと胃に負担を
かけてみることにする。

(こんなに考えてはいつもはないです。胃腸が良くないときの法則みたいなもの
 を発見してから時々実践、たまに失敗しています 笑)

玄米はわりと重たいので、胃が丈夫なひとに向いています。
でもお餅なら少し優しいような感じがするのと、いつでも常用できて便利

優しくなだめる食材と、ちょっとがんばらせる食材
いい感じになってきたなーと体が起きてきた時、タイミング良く入れてあげる
自分にとっておいしいもの。

人も食事もみんないっしょ
だから、愛せるのかな

愛をいっぱい語るといいよってある人に教わりました。
照れるけど、愛だ愛だ、愛です愛です

つまり、痛いのは愛

からだは愛でできてます。
「絶対」がないのです

今日のお天気、春の嵐と聞いています。
なにかと貴重な春の週末、皆さまどうぞ足下気をつけてお出かけ下さい

鳥が鳴き始めました。なんのお知らせでしょう






2013年4月5日金曜日

アスパラサス・リネアリス


ルイボスティー、最近は以前よりだいぶ一般的になってきた感がありますが
それは何かということは意外と知られていないかもしれません。

<アスパラサス・リネアリス>とは「ルイボス」の学名で、原産は南アフリカ共和国、
そして世界で唯一の産地です。

赤い色が特徴ですので紅茶の一種と思われがちですが、実は豆科の低木樹。

その葉っぱは針のようで松の葉に似ているそうです。
写真を見ると、乾いた大地から上に向かって、一株から細い枝が何本も何本も広がり
つんつんと立った髪の毛のように葉が茂っています。

その葉っぱを発酵させ、乾燥させたものがルイボスティーです。
現地では300年以上前から、不老長寿のお茶として飲み続けられているとのこと
どんな器で、どんな景色の中で飲まれているのか、とっても気になります。

ノンカフェイン、抗酸化作用、ミネラルたっぷり
特に老化や免疫力低下の原因の活性酸素を抑えてくれるらしいです

味はけっこう特徴があるので、組み合わせを考えると楽しいですね。
さっぱりしたお菓子が合うかな
とか、他のハーブティーとブレンドしてもいいかな、とか

自由自在です

外の風がアフリカにつながっている
そう思えるくらいの満足

空と大地にありがとうございます!

2013年4月3日水曜日

リアルワールド


瞬間、瞬間に立ちあっているという感覚が自分を生かし、動かします。

描きたいのは、まぎれもない
リアルワールド

ちょっとだけ現実に抵抗してみたり、それを笑ってみたり

にゅーわーるどかふぇさーびす
という美術喫茶をやりましょう

パチンコやさんもNew World なら こちらもニューワールド
(これわかるひとあまりいないと思いますけど)

現実は毎日かくじつに踊っているから
そこは、一緒に踊らにゃ損です、
singsangsong


♪      ♪                     
  ♪         


2013年4月2日火曜日

宣伝です。

ご近所にごはんやさんが出来ます。

<ごはんとおやつとひとときと>
昭和区の川名病院のすぐ近く。

オープンは4月の10日(水)です。
おひるごはんは予約制ですが、おやつや軽食などが
あるようです

朝10時〜17時

彼女が作るご飯どんなかな?
とても楽しみです。


2013年4月1日月曜日

偶然の出会い


朝、ぼんやりとしながらも空腹で仕方がなく、自分のために一杯のコーヒーを
いれ、パンを焼いて昨日切ってそのままだったタマネギを挟んで食べる。

リンゴ酢とちょっとのお塩とオイルをかけただけの玉葱を、袋にほうりこんで
封をしてそのまま冷蔵庫に入れておいただけ。
偶然さっぱりしたマリネになっていた。

それだけを挟んで楽しみ、そこへ頂きもののはっさくのジャムを遇わせて頂く。

うんまい!

欲しているものと与えられるもの
声には出さないけれど。お腹は間違いなく喜声をあげている。
そこへいつものコーヒーを流し込むと、面白いくらいに全体がまあるく円を
描くような感覚になったのでした。

見る見る御へその下から何かが湧き出しました。

アイディアは ぽん
と音がする

 3日間のイベントが昨日で無事終了しました。
 クラフト作家の皆さん、食に携わる二人の作り手さん、
 参加して下さったすべての方と...
 そしてまだ遭っていないどこかにいるみなさんへ ♪
 本当にどうもありがとうございました。
 これからもどうぞよろしくお願いします。


                             アルニカ拝