2013年5月20日月曜日

木の芽どき


毎日びゅんびゅんと、変わる外側、内側。
向き合っているとたいへん疲れますね。

その疲れを敢えて取り込むという、木の芽どきのやり方。
まったく自己流、証拠もないのにちょっと話してみようと思います。

5月病というやつは、めくるめく伸びる盛りの自然の営みに、体と心が
ついて行けなくて「自分はおかしいんだ」と思ってしまうこと。

けれど自分はちっともおかしくなんかない。
自然ってこと簡単に善玉扱いで話すけど、多分そんなにナマヤサシいものでも
ないので自然礼賛はほどほどに、うまく取り入れたいというのが
私の見解。

それはさておき、実際どうしてみるかと申しますと、
この時期に灰汁の強いもの、蕗や山の山菜など、苦みを多いに取り込んでみる。
実際おいしいので、するすると入るはずです。

山椒の葉っぱをお味噌で合えると、豆腐田楽にあう「木の芽味噌」になります。
そういった食べ物を体に入れると、たぶん(ここから独断と想像の世界ですよ)
変わることを拒絶していた体の内部が、木々の強いエネルギーを取り込まざるを
得なくて、その強さに負けてしまう。

負けるとは、考えようによっては、受け入れ、受けとること。
受け取ってしまえばあとはなるようになるのです。

という以上の考えは、じっさいに私の体で感じ取った感覚です。

あとは変化の大きさに付いていくために、たんぱく質が必要です。
いつもは動物性のものを摂らない人も、少し取り入れてみるとその有り難さにも
気がつくはず。おいしいなあと思えると良いですね。

穀物や豆でもタンパク質は摂れるけど、相当な量を食べないと追いつかない時
そういう時期、必要だということを個々で感じ取り、自分なりに変化を付けられたら
最高に幸せな体を作ることができるのでしょう。

ひとりひとり、違う
季節はみんなにめぐる
日本には四季がある
それぞれにあった食べ物がある

恵みに今日も感謝です。

そう言う自分、相も変わらず問題だらけです。

どうか元気を分けて下さいとお頼み申します
近くと遠く、
今日も奇跡がまたひとつ。






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